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日本学術会議サステナブル小委員会の提言内で、aiESGについて言及がありました。

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2023年8月18日(金)、日本の科学者を代表する日本学術会議より公表された、報告「サステナブル投資による産業界のインパクト」において、弊社aiESGサービスについて言及がありました。


日本学術会議:報告「サステナブル投資による産業界のインパクト」
https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-25-h230818.pdf


報告「サステナブル投資による産業界のインパクト」は、日本学術会議環境学委員会環境政策・環境計画分科会において、大塚 直氏、大久保 規子氏、栗山 浩一氏、村上 暁信氏、髙村 ゆかり氏をはじめとする日本の環境政策学の有識者らによって執筆された報告書です。

aiESGは、サステナブル投資※1でリスクへの対処から収益性を得る仕組みづくりとして、「グローバルなサプライチェーン上のESGリスクのホットスポットを特定し、より安全かつ持続可能なサプライチェーンの構築を提案する企業」として言及されました。


報告書では、2015 年に国連で採択された持続可能な開発目標の達成に向け、サステナブル投資と新国富※2の重要性について述べています。

「企業にとって人的資本と自然資本が非財務指標として重要であり、サステナブル投資の増加は人的資本や自然資本にも影響を与え、ESG に取り組む企業や連携した組織が社会の富を高め、ウェルビーイングを向上させ、持続可能な社会を実現することに貢献する」ことが記載されています。

サステナブル投資の重要な要素は、企業が環境や社会への影響を考慮しながら収益を上げるだけでなく、普遍的な仕組みを構築することです。


aiESGでは強制労働・児童労働・ジェンダー平等・生物多様性・大気汚染・鉱物資源など、約3200項目の多様な非財務指標を数値化することで、持続可能性の進捗を評価し、ESG に取り組む企業の経営に好循環をもたらし、持続可能な開発に貢献するサービスを提供していきます。


※1 サステナブル投資
株式ポートフォリオを構築する際に通常考慮される 期待収益性や株価の分散など(財務情報)に加えて、企業が ESG に取り組んでいるか(非財務情報)を評価する投資手法のこと。

※2 新国富
人工資本、人的資本、自然資本の3つの指標の合計値で表される「包括的な富」を示す指標のこと。