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株式会社aiESGは、2022年に設立された九州大学発のスタートアップです。
「幸せが連鎖し、しわ寄せのない社会を。」というビジョンを掲げ、最先端AI技術と確かな研究実績をもとに、世界初の製品・サービスレベルでの包括的なESG分析を通して、お客様の多様なESG評価の課題に寄り添い、最適なご提案を行っています。
今回の記事では、Analysis and Insights(A&I) 部で活躍中の石倉さんをご紹介します!

石倉 一樹 Kazuki Ishikura
京都大学にて地球物理学の研究で修士号を取得後、石油ガス開発業界にて、世界各国の油ガス田のデータ分析、プロジェクト経済性評価を担当。データ分析企業にて、リードデータサイエンティストとして需要予測/在庫最適、顧客商品分析、因果推論(効果検証)、LLMソリューション開発等に従事。その後aiESGに参画し、現在はプロジェクトマネジメント、コンサルティング、ソリューション開発に従事。
2児パパで仕事も子育ても全力の石倉さん、どんどんませてくる娘さんに「パパきらい」と言われないよう、日々努力されているそうです!石倉パパ頑張ってください…!(笑)
インパクトを与えられる大きな仕事を
大学受験の頃から、工学系に興味がありました。工学といっても分野はさまざまですが、漠然と「社会にインパクトを与えられることがしたい」と思っていて、社会を支えるインフラの分野で人類や地球に大きく貢献できる仕事がしたいと考えるようになりました。
大学では地球工学の分野に進み、環境や土木、資源など地球全般に関することを学んでいました。どの分野にも関心はありましたが、石油やガスなどの生活に欠かせない資源において、データを用いて資源探査を行う技術に興味があったため、大学院では資源の分野に進みました。
自身の強みを最大限に活かせる場所を求めて
修士号取得後は自分の研究を活かしたいと思い、石油ガス開発業界の会社に入社しました。データから地下に原油やガスの貯留されていそうな場所を見つけて井戸を掘削し、生産するという規模の大きな仕事に携わっていました。
オーストラリアやマレーシアなどで海外常駐をしながらキャリアを積んでいましたが、新型コロナウイルスの影響で人の移動や物流が止まった時期に、原油価格も暴落し、社会が以前に増して脱炭素の方向に動き出しました。そのため、石油ガス開発業界も地熱や太陽光などの再生可能エネルギーにシフトし始めました。依然としてエネルギー分野に興味はありつつも、これまでの経験が存分に活かせる分野ではなかったため、データサイエンスを主軸としたデータ分析の会社へ転職をしました。データサイエンティストとしてさまざまな業界のデータを扱って働きながらも、環境や資源の分野でより自身の強みを活かせる会社はないかと探していた時に、aiESGに出会いました。
AIで何を作るかではなく、AIを何に使うか
AI系のスタートアップ企業が多く存在し、データサイエンティストの仕事の需要が高まる現在、私の企業選びの軸は”自分の強みを活かせる仕事”に加えて、”AIを何に使うか”でした。「社会にインパクトを与えられる仕事がしたい」という気持ちは学生の頃から変わっていなかったので、AIでいいものを作ったという自己満足で終わらずに、AIを使って社会にインパクトを与えられるaiESGの仕事に魅力を感じています。
多様なバックグラウンドを掛け合わせて生まれるアイディア
aiESGは、社名の通りAIやESGの分野で経験を積んできた技術者が多く在籍しています。特にAIの画像系が得意な方や統計学の理論をがちがちに固めてこられた方、環境規制のバックグラウンドに加えて技術を持った方などさまざまです。多様なバックグラウンドを持った方が集まる職場だからこそ、同じテーマで複数人と個別で議論した際に見えてくるものが異なることが多くあります。どれも間違っていないですし、それらを掛け合わせてハイレベルなものが出来上がると、自分の気づきにもなるので楽しさを感じます。なので、お互いのバックグラウンドで培った知識や経験を掛け合わせることができる、またそれがしやすい社風もaiESGの魅力です。
ご自身のバックグラウンドを活かした意見交換や相互理解ができる方には、ぜひaiESGで力を発揮していただきたいです。
キャリアビジョン~研究とお客様の架け橋に~
私自身、これまでの経験で、ただひたすらデータ分析をやるだけでなく、お客様や技術に明るくない方とコミュニケーションをとる機会を多くいただいてきました。aiESGにはその道の研究をしてきた素晴らしい技術者は多くいますが、その前提知識をもとにお客様へAIチックで複雑な説明をしても上手く伝わりません。そのため、研究とお客様をつなぐ架け橋のような存在になれればと考えています。
お客様が抱えていらっしゃる課題から、新しいプロジェクトやソリューションを生み出し、それとともに会社も大きくなっていったらと思います。
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