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【People of aiESG】
向井 達郎 / Business Solutions Manager of aiESG, inc.
【分析力を強みに、aiESGの営業と事業戦略を牽引するキーパーソン】

INDEX

最先端AIと確かな研究実績を強みに、ESG分析・評価のスタートアップとしてリードポジションを目指すaiESG(アイエスジー)。Business Solution部マネージャーの向井達郎さんは、大学院で情報学を専攻した後、一般企業での経験を経てaiESGに入社。現在、営業と事業戦略に奔走しながら、会社の加速成長と事業拡大を目指し、社会に新しい価値を提供しています。AIスタートアップの事業戦略最前線に立つaiESGの向井達郎さんに、学生時代から現代に至るまで、そして今後ビジネスにかける思いを語ってもらいました。

向井 達郎 Profile:京都大学にてネットワーク学の研究で修士号を取得。事業開発・法人営業の経験を経て、aiESGに入社。現在は、マーケティング・営業・新規事業開発・プロジェクトマネジメントなど、お客様と事業を繋ぐ役割を担う。

すべては野球のベンチから始まった—偶然がキャリアを築くきっかけに

学生時代、といっても小学校の頃から今も含めて、僕は野球に明け暮れていました。ですが、一度も主力としてプレーしたことはありません。大学まで多くの時間を野球に費やし、今でも週末は草野球をして過ごしています。ベンチばかりだった当時はしんどい思いしかなかったですが、わからない人の気持ちがわかったり全体の動きを見る目がついたのは、今では仕事をする上でプラスに働いていると思います。

また野球という確率で多くが表される競技が、好みにあったのかもしれません。小学生の頃から、算数の中でも確率が好きでした。中学や高校になっても興味を惹きつけられるものは、直感と反する結論を大規模なデータ分析で発見したというようなことでした。この頃から漠然と、データドリブンな意思決定に関するような仕事をしたいと考えていたような気がします。大学進学で学部選択を考えた時、そのような仕事に携われそうな工学部の情報学科を選択しました。数学理論の確立を元に、機械学習など、時代の最先端トピックを学ぶこと自体がとても面白かったです。プログラミングなども実習としてやってみたものの、周りには優秀なエンジニアがごろごろといたこともあり、この道では勝ち目はないなと早々に諦めていました。

学部時代は野球明け暮れていたこともあり、情報学をしっかりと学び、キャリアを考える時間を取りたいと考え、大学院に進学しました。大学院では、情報学の中でもネットワーク理論を研究対象としていました。携帯のGPSデータから人の移動ネットワークを解析し、移動や都市交通の効率化を目指して研究をしていました。“Optimizing travel routes using temporal networks constructed from global positioning system data in kyoto tourism(京都市における有名観光地間の時間帯による移動コストの変化を考慮した移動ルートの評価)”というテーマで、京都という観光都市の移動ネットワークを、どのようにしたら最適化できるかのソリューションを見出すための分析研究でした。ローデータから結論を導くまでを行いましたが、社会実装まで到達しなかったことが心残りです。修士号取得後は、より関心の高かったビジネスの場で社会課題の解決に携わりたいと考え、博士課程へは進まずに就職の道を選びました。

前職では、多種多様の企業をリサーチすることが業務上必要でした。その中で、サステナビリティに関する取り組みや情報がコーポレートサイトに年々増していくことに気づきました。もともと漠然と資源枯渇や社会の持続可能性というテーマに対する関心があったことから、この潮流に対するアンテナは高かったのかもしれません。

aiESGに飛び込んだ理由:ゼロから価値を生み出す仕事に魅せられて

サステナビリティやESGへの興味を持ち始めていた頃、大学院の先輩であり、aiESGの創業に奔走していた現aiESG CEOの関さんに声をかけていただきました。参画の決め手になったのは、①事業の面白さとして「大学発のベンチャーでビジネス構築の0→1を経験できる点」に加え、②社会的意義として「ESGという市場として成熟していないブルーオーシャンの中で、サステナビリティの社会実装の場に携われる点」、そして③「営業部門のマネージャーとしての自身のキャリアアップの機会がある点」と3拍子で揃っていたことです。

実際に入ってみて、求めていた以上の大きな挑戦を感じています。色々とありますが、大きくはESG市場がまだまだ成長過程である点と、技術優位性がそのままお客様の課題解決に繋がるわけではないという点の、2つです。このビジネス構築の0→1、1→10に対する問題は、知ってはいたものの実際に対峙するとなかなかの強敵で面白いです。営業部門は一番外部に開かれている部門であることは間違いないので、売ることと同じくらいにお客様の声を聞くことを重要視しています。

“社会を動かす提案”をつくる。Business Solution部のリアルな仕事とは?

Business Solution部は、大きく2つの機能があります。一つは営業、および事業開発です。お客様との接点の前線に立ち、クライアントが抱える課題とaiESGのソリューションを繋げるという売り上げの責任を担っています。もう一つがマーケティングです。ESG市場が成長過程であるため、ビジネスが不確実性であるのが魅力的な反面、経営戦略としてESG課題に取り組んでいる企業が限られています。そのため、実際に取り組んでいる先進的な企業とどう繋がるのかという点と、その市場を広げるため・作り上げるにはどうすれば良いのかとう点で、マーケティングにも注力しています。

現在、aiESGのクライアントは大手企業が多いですが、将来的な中小企業の参入も視野にいれ、SaaSソフトウェアも展開しています。Business Solution部がお客様と日々接する中でヒアリングする課題を元に、プロダクト開発部門と一体になって提供を進めています。 

挑戦を楽しめる仲間を求めて—Business Solution部が求める人物像

Business Solution部が新しいチームメンバーに求める要素としては、人柄、柔軟性、そして走りながら考えられる能力です。これまでのビジネス経験や、アカデミアでの実績も重要な要素ですが、ブルーオーシャンで戦うスタートアップとして、変化の激しい環境でも前向きにチャレンジできる姿勢が必要です。その意味では、新規事業の立ち上げ経験や海外開拓経験がある人はもちろん、研究者としての経験を活かしながら新しいフィールドに挑戦したい人など、自らの経験と個性を軸にチームで切磋琢磨しながらやって作り上げていくマインドを持った方に来ていただきたいと思っています。私自身、ビジネスと技術の間で試行錯誤を繰り返しながらキャリアを築いてきました。だからこそ、研究者としても、別業界からでも、経験を活かしながら新しいフィールドに挑戦したい人には、aiESGは最適な環境だと考えています。 

フルリモートでもつながる強さ—aiESGで働くということ、そして未来の仲間へ

aiESGではフルリモート環境を採用しているので、個人の裁量に応じてフレキシブルな働き方が可能です。現に、Business Solution部メンバーの居住地は、九州、関西、関東、東北と全国に散らばっています。リモートならではの難しさも理解しているので、入社後や数ヶ月に一度は対面の機会を積極的に作り、お互いを知る機会は意図的に設けています。また日々の業務に齟齬がおきないよう、文面でのコミュニケーションは大切にしています。

私自身は、aiESG入社を機に、関西から福岡に引っ越しをしました。福岡の美味しいご飯を沢山堪能すべく、天神エリアの家を借りたものの、意外と一人で入れるお店が少なくそこは誤算でした。ただ、九州メンバーとは一緒に飲みに出かけたり、雑談をしたりと、対面ならではの楽しみも多いです。気心が知れた仲間と一緒にビジネスを作り上げている感覚は創業期から失わずに今でも残っており、働くこと自体の楽さがaiESGの魅力の一つでもあると思っています。

今後、aiESGの成長を加速させるため、新たな市場開拓や事業戦略の推進に力を注ぐ予定です。技術力は間違いなくオンリーワンの差別化ポイントではあるので、その可能性を最大限に引き出しながら、持続可能な社会の実現に向けて、ビジネスを通じてインパクトを生み出していきたいです。研究や今までの仕事の経験を活かしながらソーシャルビジネスの世界に挑戦したいなら、aiESGのような環境は非常に魅力的です。自分の専門性を新たな形で社会に役立てたいと考えている方は、ぜひ一緒に未来を切り拓いていきましょう。

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