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みなさまこんにちは!aiESG広報です。
少しずつ風が涼しく感じられ、過ごしやすい季節となりました。
この夏は平均気温が127年間で最も高く、記録的な暑さとなっただけに、秋の訪れの喜びはひとしお。みなさまにとっても実りの多い季節となれば幸いです。
さて、この記事では今年9月4、5日に大阪で開催したaiESG全社員ミーティング(通称:オンサイトミーティング)についてご紹介します。大阪・関西万博での散策や、ワークショップなどを通して社員一同相互理解や会社方針の理解を深めると共に、aiESGのバリューについて再認識することが出来ました。
目的
- コミュニケーションの促進
フルリモート環境での社員間の相互理解と絆の強化 - ビジョン実現のための意識統一
「幸せが連鎖し、しわ寄せのない社会を」の実現に向けた意識合わせ - 事業成長目標の共有
今後の事業展開と成長戦略について全社で認識を合わせる
今回のオンサイトミーティングの目的は3つありました。
aiESGは現在、フルリモートを採用し、九州福岡だけではなく、東京、大阪、新潟など、全国各地にメンバーがいます。このため、対面でのイベントはこれらの目的を果たせる絶好の機会です。
1日目
aiESGのメインバリューは「いい旅しようぜ」です。オンサイト初日は、このバリューの5つの行動指針に沿ってチームを分け、それぞれで大阪・関西万博を巡りました。

For Others チーム

バングラデシュ出身のメンバーから祖国について教えてもらいました。
aiESGでは国籍もバックグラウンドも様々あり、「違い」を超えて無知を知り、「同じ」時間を笑顔で過ごすことができました。
まさに私たちが体現したFor Othersの姿です。

Love the Unknown チーム

抽選に当たり、「空飛ぶクルマ」を体験!電動で動き、省スペースで離着陸できるので持続可能な新しい手段として注目されています。クルマのように人々の生活に欠かせない存在となることを目指して「空飛ぶクルマ」と呼ばれているそうです。未来のモビリティという未知の体験から学びを得られたのはまさに「Love the Unknown」でした。

Be Neutral チーム

5月に代表・馬奈木も登壇したインドネシアパビリオンへ。パビリオンのテーマ通り、自然、文化、未来を感じられる造りになっていて、インドネシア国籍のメンバーがいたことから文化の多様性を単なる情報としてではなく身近な現実として「Be Neutral」に受け止めることができました。

Do it Anywaysチーム

リトアニア出身のニーナさんからピンクスープについて教わりました。発酵乳をベースにビーツで色付けされていて、夏の季節に親しまれているそうです。のどごしがすっきりとしてほんのり甘く、初めての食との出会いをDo it Anywaysの精神で楽しみました。

Toward Inspiration チーム

トルクメニスタンパビリオンで世界一美しい馬「アハルテケ」や産業について学びました。天然ガスに恵まれ、高い技術力を持つ日本との協力関係も紹介されていました。現在、日本からの直行便はなく、「一生行かないかもしれない国」の文化や思想に出会えたことが「Toward Inspiration」につながりました。

どのチームもそれぞれの「いい旅」を実現できました!!
2日目
ボードメンバーからの情報共有

4人のボードメンバーから今後の期待感や中長期的な成長戦略、現状の課題などが共有されました。普段、目の前の業務に集中すると視野が狭くなってしまうこともあるので、対面でのコミュニケーションを通して全体で認識を共有できたことは大きな収穫になり、組織としての結束がさらに強まりました。

ESGボードゲーム開発ワークショップ
続いて実施したのが、ESG経営をテーマにしたボードゲーム開発ワークショップです。

坂本マネージャーが作成した素案をもとにゲームを体験。その後、各チームに分かれてルールの改良に挑戦しました。
「Chain Impact Sandwich」
サンドイッチづくりを題材にしながら、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)に配慮した意思決定の難しさと大切さを体感するゲームです。
プレイヤーはCEO、調達、サステナビリティ、広報、財務などの役割を担い、サンドイッチに使う材料と、会社として起こすアクションを決めます。コストとESG評価のジレンマの中でサンドイッチ製造販売事業を経営します。

(同じ具材でもESGスコアやコストが異なる)
その過程では、
- ESGスコアと収益をどう両立させるか
- 短期的な利益と長期的な持続可能性のバランスをどうするか
- チームで議論し合いながら意思決定する大切さ
を自然と学べます。

素案を元に一度プレイした後、ルールに穴がないか、どうすればより学びのあるゲームにできるか話し合いました。「新型コロナウイルスや政治情勢など、現代社会を反映するカードがあった方が良い」や「環境だけでなく人権やガバナンスもバランスよく考えられるスコア配分にしたい」など、積極的な意見が交わされました。
改善案を出し合った後、代表チームが再びプレイ。
オーディエンスと共に盛り上がりながら、改めてESG経営を社会に広げることの大切さを実感しました。
このボードゲームは更なる改良を加えたのち、社外にもリリース予定です。
学習ツールとしても活用いただけますので、最新情報を今しばらくお待ちください。
まとめ:「いい旅しようぜ」を体現した2日間
大阪万博での体験、交流、経営方針共有、そしてワークショップ。
すべての場面に共通していたのは、aiESGのメインバリューである 「いい旅しようぜ」 を全員が体現していたことです。
多様なバックグラウンドを持つ仲間と共に、新しい学びや気づきを得て、未来を描く。
リモートワーク中心の私たちにとって、この2日間は単なるイベントではなく、「これからのaiESGをどうつくっていくか」を実感する機会でした。
引き続き、aiESGは「幸せが連鎖し、しわ寄せのない社会を」実現するために挑戦を続けていきます。
次の「旅」もどうぞお楽しみに!
